エッセイ 文藝
「記憶を持たない民族には未来もない」ーーアジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号の緊急特集を無料公開。日本在住の中国ミステリ作家・陸秋槎「神話の終わりと忘却の始まり」
陸秋槎 稲村文吾 訳
4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の
2020.04.30